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採用情報

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メッセージ

営業は研究成果を
現場につなげる仕事です

営業部 病害虫防除剤グループ
2010年入社

※掲載されている所属部署は、撮影当時のものです。

キャリアパス

つくば研究所 生物チーム 営業部 病害虫防除剤グループ

Q | 担当業務について教えてください。

生産現場への商品の普及法、
現場で使える技術の提案をしています

「営業部」と聞くと、ノルマ達成のために数字を追って四苦八苦、販売店の訪問に右往左往…、というイメージがあるかもしれません。しかし、当社は技術提案型の農薬原体メーカーであることから、営業部の主な業務は生産現場で上手に商品(農薬)を使ってもらうための方法を、県の研究機関や販社(販売を行う農薬メーカー)へ提案することです。体力以上に柔軟な発想力、提案力が必要となります。生産者、各都道府県の指導機関や販社の担当者、研究開発を行なう社内の関係者、営業部の先輩達…。多くの人と話しをし、お互いに知恵を出し合いながら協力して現地課題やニーズの掘り出しと解決策、新しい技術の提案を行なっています。

Q | 本社に異動を希望した理由

新しい農薬を作り、現地へ使える形で提供したい

採用時に配属された研究所では、慣習に囚われ過ぎず、自由な発想で農薬開発に取り組む機会を得て来ました。一方、商品の技術資料作成では、研究成果(基礎)と現地使用法(応用)との間にギャップがあり、問題を感じていました。
そこで、中堅社員としての課題を「研究所と生産現場のギャップを埋める」こととし、営業部への異動を希望しました。主な訪問先が県の研究機関や販社のため、病害虫の生態と商品の使用法を絡めた、技術的な質問を受ける機会が多々あります。質問に対し、研究所で得た知識と経験を生かした回答をすることが求められます。さらに、訪問先で得た課題を掘り下げ、解決策を得るための試験を研究所と共に具体化しています。

Q | この仕事の魅力とやりがいはどんなどころですか?

多くの人と協力しながら課題を解決、ご褒美は美味しい郷土料理

営業部では日本を6エリアに分割し、各エリアを1人で担当しています。技術面、販売面のバックアップはありますが、基本的に各エリア担当者が上司と相談のうえ、エリアの業務を計画、立案、実行します。1年の成果が数字(売り上げ)として出るため責任重大ですが、県別に様々な施策を考えることは、物事を俯瞰し、業務にメリハリをつけるきっかけとなります。また、数年かけて準備していた計画が成功したときには感慨深いものがあります。
出張先で1日の業務を終え、ふらりと入った地元の居酒屋さんで出会える郷土料理と地酒も魅力の1つです。訪問先で教えてもらった『美味しいもの』に舌鼓を打つと、「明日も頑張ろう」と思えます。

Q | 今後の目標について教えてください。

「とりあえず」から「やっぱり」へ

営業部は人と係わる仕事です。多くの人と接し、会社や部署の代表者として、そして、「私」という一個人として、信頼関係を築くことがとても重要になってきます。会社のカラーとして技術色が強いこともあり、何か問題が発生したときに、気軽に何でも相談してもらえ、相談に対する解決策を提供できる営業ウーマンを目指しています。
農業現場に貢献できるよう自社情報をまとめて訪問先で提供しますが、現時点では「とりあえず話を聞いてみよう」という程度の関心しか持たれないこともあります。今後は、包括的な農薬の情報はさることながら、人柄を磨き、公私共に信頼関係を築くことで「やっぱり聞いてよかった」と、喜んでいただける営業ウーマンを目指していきたいと思います。

ある1週間の流れ

本社
午前:担当エリアの情報収集、販売計画の取りまとめ。
午後:出張内容について上司に相談、製品パンフレットのデザイン修正。
本社→出張
午前:出張に持参する資料の印刷、準備。
午後:移動(東北某所)、現地打合せ(試験の最終確認)、宿泊。
出張先
午前中から圃場調査、試験(県研究機関)を実施。懇親会を兼ねたディナーミーティング(作業進捗確認、意見交換)、宿泊。
出張先
県研究機関、生産者訪問(複数)、打合せ。夕方から移動し帰宅。
本社
午前:試験結果のとりまとめ、 試験写真の整理(リスト化)。
午後:試験結果報告書の作成、グループ打合せ。