クロレートS 使用場面から選ぶ
竹・ササ 防除
(注)地下茎の貯蔵養分により、竹・ササが再発生する可能性がありますが、次第に枯れていきます。
クロレートSの上手な使い方
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竹・ササの種類を判別
・竹・ササの種類によってタケノコの発生時期は異なります。
→ 毎年の発生時期を確認し、散布適期に散布しましょう春のタケノコの発生時期の散布がもっとも効果的です。
- タケノコが大きくなる前に散布しましょう。
- 植栽地では使用できません。
- 薬剤処理された場所から発生したタケノコは食べないで下さい。
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薬剤は根元だけでなく、周辺までできる限り広く散布
・竹の地下茎は地中で広く分布。(数十メートルになる場合あり)
→地上部が枯れても、地下茎は生き残っています。 -
節間投入で竹を1本ごとを枯らせる
・節間にドリル等で穴を開け、ろうと等を用いて粒剤のまま投入し、投入後はコルク栓・テープ等で塞ぎ雨水等が入らないようにして下さい。(10~20g/本)
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急斜面での散布は避ける
・作業が困難なだけでなく、薬剤の流亡の恐れがあります。急斜面での散布は避けて下さい。
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効果の発現には時間と適度の土壌水分が必要
・効果の発現(葉が枯れ始める)には1~2ヶ月程度、効果の完成(桿が黒色・茶色に変色)には3ヶ月以上を要することもあります。
→小さい「タケノコ」の時期が最も早く効果が発現します。
・粒の崩壊、土壌中への速やかな浸透のため、土壌には適度の水分が必要です。
※クロレートSは水に溶けやすいので、土壌が過湿の条件下では散布を避けてください。 -
可能であれば散布表面の堆積物(枯葉)を除去
・出来る限り土壌表面の堆積物(枯葉等)を除去し、薬剤が土壌中に浸透しやすくすることが重要です。
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周辺の有用植物には飛散することのないように注意
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竹は立ち枯れすると、倒れやすくなるので注意
・枯れた竹は大風・台風や積雪などで倒れやすくなっています。また、燃えやすくなっていますので、枯れた竹は早めに処分することを心がけてください。
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クロレートSは水に弱いので
土壌が過湿の条件下や降雨前後の散布はお勧めできません。
オススメの使用方法例
竹は枯れても、伐採が大変
- 秋~冬に伐採・撤去 – 雑草が少なく、竹も切りやすい。
- 春にクロレートS散布 – タケノコの出てくる時期が最適
駐車場・宅地周り・お墓周り
使用事例
水稲刈跡
オモダカの場合
散布時期の目安
水田畦畔
秋冬期処理事例
散布時期と雑草抑制期間の目安
◆ カメムシの越冬場所となる畦畔のイネ科雑草の管理にも有効です。