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製品紹介

ダコニール1000
ダコニール1000
製品分類 殺菌剤
有効成分 TPN(化管法第1種)・・・40.0%
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
有効年限 5年
包装 250mℓ×40本
500mℓ×20本

ダコニール1000は70作物以上、およそ180種類の病害に登録を持ち、薬害の心配も少なく、また薬剤耐性菌の報告事例がありません。
使いやすいフロアブル製剤で基幹防除薬剤として優れた特長を備えています。

※ダコニールは株式会社エス・ディー・エス バイオテックの登録商標です。

ダコニール1000の特長

  • 70種類を超える作物に登録がある。
    汎用性が高く、多くの作物に対して薬害の心配が少ない。

  • およそ180種類の病害に登録がある。
    有効成分のTPNは、病原菌のエネルギー代謝系の種々のSH酵素の機能を阻害する。その殺菌活性スペクトラムは広範であり、効率的な病害の同時防除が可能である。

  • 優れた予防効果を示す。
    有効成分のTPNは、各種植物病原菌の胞子発芽と胞子形成を強く阻止することにより、優れ た予防効果を示す。

  • 耐性菌の発生事例がない。
    ダコニール1000は、他系統の薬剤耐性菌の発達により難防除となっている病害(トマト葉かび病・すすかび病・キュウリ褐斑病など)にも優れた予防効果を発揮する。

  • 残効性と耐雨性に優れ、汚れも少ない。

  • ミツバチ等の有用昆虫や天敵への影響が少ない。

  • IPM(総合的病害虫管理)にも活用できる。
    汎用性に優れ、有用昆虫や天敵に対して影響が少なく、薬剤耐性菌の発現リスクの低いダコニール1000は、IPMに活用できると考えられる。

attention効果・薬害等の注意

  • 使用直前に容器をよく振る。

  • 石灰硫黄合剤とは混用はさける。

  • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意を守る。

    • 散布は各散布機種の散布基準に従って実施する。
    • 散布にあっては、散布機種に適合した散布装置を使用する。
    • 散布中、薬剤が漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行う。
    • 散布薬液の飛散によって動植物及び自動車の塗装等への影響を与えないよう散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意する。
    • 散布終了後、機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。また使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄する。

  • ストレプトマイシン剤及びホセチル剤と混用する場合、必ず本剤を先に所定の濃度に希釈してからそれぞれの剤を加える。

  • 稲(箱育苗)に使用する場合、次の事項に注意する。

    • 緑化期に使用する場合、発病後の処理では効果が劣ることがあるので注意する。
    • 育苗箱から希釈液が漏出しないように注意する。

  • りんごに使用する場合、ゴールデンの後代品種 (つがる、世界一、ジョナゴールド等)には、葉に薬害を生じるので使用しない。また、本剤の散布により、サビ果が多くなるおそれがあるので落花後20日間は散布しない。

  • なしに使用する場合、二十世紀以外の品種には葉に薬害を生じるので使用しない。また、二十世紀であっても7月以前に使用すると葉に薬害を生じるので7月以降に使用する。

  • 有袋栽培のももに使用する場合、除袋直後の散布は果面に日焼け症状が出るおそれがあるのでさける。

  • いちじくに使用する場合、果実に薬害が生じるおそれがあるので、果実肥大期の初期あるいは夏期高温時の散布はさける。

  • ねぎ及びわけぎに土壌灌注する場合、は種時から出芽直後の処理は、生育抑制のおそれがあるので注意する。

  • レタスに使用する場合、生育遅延のおそれがあるので高温期の灌注はさける。

  • しそに使用する場合、薬液による汚れが生じるおそれがあるので、葉にかからないように株元に散布する。

  • 常温煙霧として使用する場合は、次の事項に注意すること。

    • 専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧すること。特に常温煙霧装置の選定及び使用にあたっては、病害虫防除所等関係機関の指導を受ける。
    • 煙霧が直接作物体に当たると汚れが生じるおそれがあるので、施設上部に噴頭部を設置するなど、煙霧が作物体に直接当たらないようにすること。
    • 作業は出来るだけ夕方に行い、終了後は6時間以上密閉すること。

  • 花き類に使用する場合、花弁に薬液が付着すると漂白・退色などによる斑点を生じる場合があるので着色期以降の散布はさける。また、薬液による汚れが生じるおそれがあるので、収穫間際の散布はさける。

  • 芝に使用する場合、夏期高温時の散布、特に暖地では葉に薬害(黄変または褐変)を生じることがあるので注意する。

  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

attention安全使用上の注意

  • 誤飲などに注意する。

  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。

  • 本剤は皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。

  • 夏期高温時は使用しない

  • attentionattentionattention

    使用の際は保護クリームをつけ、農薬用マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣等を着用する。作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをして衣服を換える。作業時の衣服等は他と分けて洗濯する。

  • attention

    かぶれやすい人は作業に従事しない。施用した作物等に触れない。

  • attention

    蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にかからないように注意する。

  • 街路・公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。

  • 常温煙霧中はハウス内へ入らないこと。また常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室すること。

  • attention

    魚毒性等…水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼及び海域等に飛散、流入しないよう注意する。養殖池周辺での使用はさける。使用した苗は養魚田に移植しない。移植後は河川、養殖池に流入しないよう水管理に注意する。(魚類)
    水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意する。
    無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意する。
    使用残りの薬液が生じないように調製し、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。

〔保管〕:直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管する。
化管法に対応するその他の注意事項は 別表の分類3pdf に表示してある。

農薬登録(登録番号):エス・ディー・エス バイオテック(16823)、クミアイ化学(16824)、住友化学(21759)

販売:クミアイ化学、住友化学

製品のご購入については、下記、販売会社様にお問い合わせ願います。

  • クミアイ化学工業株式会社
  • 住友化学株式会社