2025年5月1日付にてカシューナッツ殻液(Cashew Nuts Shell
Liquid,以下CNSLという)は、牛のゲップ中のメタンガスを削減する効果を持つ飼料添加物として農林水産省から指定されました。
天然物としては初めての指定となります。
CNSLを配合した当社製品は2012年以来多くの畜産生産者の皆様にご愛顧いただいております。
弊社からプレスリリースを発信しておりますので、詳細は下記ボタンよりご確認ください。
特報!!カシューナッツ殻液が温室効果ガス
削減を目的とした
飼料添加物に指定
されました!!
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2022/12/15
山形県 有限会社山口畜産 様
記事総数: 30件
バックナンバーを見るカシューナッツ殻液
(Cashew Nuts Shell, CNSL)とは?What'S CNSL?
「カシューナッツ」と聞くと、どんなイメージをお持ちですか?中華料理で鶏肉といっしょに?ビールのおつまみ?
皆さんお馴染みの美味しいカシューナッツ。そのカシューナッツを包んでいる殻から得られる天然抗菌素材の「カシューナッツ殻液(CNSL)」。当社は、大学や研究機関の協力により、このCNSLに家畜の健康を守るチカラがあることを発見しました。
カシューナッツ殻液(CNSL)はベタベタで、有効成分も時間とともに変化してしまう非常に扱いにくい素材です。
当社は、このCNSLを飼料原料として扱いやすく、しかも有効成分が変化しにくい加工技術を開発し、安心して家畜に給与できる製品開発に成功いたしました。

CNSLで家畜由来の
メタン削減!!Methane Emission
地球温暖化の原因と言われる温室効果ガス。じつは、地球全体の温室効果ガスの約15%が家畜由来と言われています。
特に有名なのが牛のゲップに含まれるメタンガス。2006年からの北海道大学と共同研究の成果として、カシューナッツ殻液(CNSL)はこのメタンガスを大幅に抑えるデータが実験室試験で確認されています。
さらに、カシューナッツ殻液(CNSL)を牛に与えることで、牛の第一胃(ルーメン)から排出されるメタンが低減することを確認し、学会・論文等で発表しています。
実証試験で牛のゲップ由来の
メタンガス削減を確認!


cnsl
基本情報basic of cnsl
ルーメン機能の
維持をサポート!
牛の第一胃(ルーメン)は、牧草や穀物から牛が必要とするエネルギーの約60%〜70%を生み出す微生物が住む大切な器官です。カシューナッツ殻液(CNSL)は、ルーメンでメタンを生成する菌の働きを弱め、ルーメン内の微生物環境を整えることで、食べた餌を効率よくエネルギーに変え、ルーメン機能の維持をサポートする働きがあることが報告されています。
ルーメンの
つくるエネルギー
カシューナッツ殻液(CNSL)を含んだ製品を牛に食べさせると、体内でエネルギーとなる、酢酸やプロピオン酸に変化が確認されました。