PRODUCT
製品紹介


製品分類 | 緑地管理用除草剤 |
---|---|
有効成分 | 塩素酸ナトリウム・・・60.0% |
性状 | 類白色水溶性微粒 |
毒性 | 劇物 |
危険物 | 第一類 塩素酸塩類含有物 第二種酸化性固体(300㎏) |
DBNo. | 1512-000269 |
有効年限 | 5年 |
包装 | 1㎏×20袋 5㎏× 4袋 |

クロレートSLは塩素酸ナトリウムを有効成分とする非選択性の緑地管理用除草剤です。
有効成分の強い酸化作用により、一年生雑草から多年生雑草まで広範囲の雑草に効果を示します。
水溶剤ですので、所定量を水で希釈して散布します。
また、本剤は効果発現後、土壌中でゆるやかに分解し、消失します。
※クロレートSLは医薬用外劇物のため、購入の際は印鑑が必要です。
の特長
非選択性、接触型除草剤で、その強い酸化作用により植物を枯殺する。
一年生雑草から多年生雑草まで広範囲の雑草に枯殺効果を示す。
本剤は効果発現、土壌中でゆるやかに分解し、消失する。
本剤自体の可燃性はないが、その酸化作用により可燃物の燃焼を著しく助長する。そのため、本剤には難燃加工がしてある。
効果・薬害等の注意
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
本剤の所定量を所要量の水に加え、金属かプラスチックの棒で良く撹拌して溶解する。
本剤使用の際は、展着剤を加用すると効果的である。
使用器具、雑草の成長度等の条件により、使用薬量及び希釈水量は所定の範囲内で増減し使用する。
チガヤには効果が劣るので、再生した場合再散布する。
本剤は雑草の種子には効果がないのでなるべく結実前に散布し、再生したら再散布する。
本剤の散布直後に石灰又は木灰を施用すると本剤の効果が低下することがあるので注意する。
降雨時または降雨の予想される場合は使用しない。
本剤の散布適期は対象雑草木が萌芽し、針葉が展葉をはじめた時期であり、生育の進んだ雑草木には効果が劣るので、時期を失しないように散布する。一年生及び多年生雑草は草丈50cm以下が散布適期である。
本剤を水稲刈取り跡のマツバイおよびミズガヤツリ防除に使用する場合は次の事項に注意する。
- 本剤は生育期間中のマツバイおよびミズガヤツリに有効なので、マツバイおよびミズガヤツリの枯葉出現前に処理する。
- ミズガヤツリを水稲とともに刈取るところでは、ミズガヤツリの再生後なるべく早く散布する。
- ミズガヤツリ防除に使用する場合、ミズガヤツリの塊茎形成後では効果が劣るので刈取り後が塊茎形成前になる地帯でだけ使用する。従って処理後地下茎から発生する地帯では使用をさける。
- 本剤は排水良好な一毛作田で使用し、散布前に落水し、マツバイおよびミズガヤツリを露出させてから茎葉に均一に散布する。
- 本剤の連年使用はなるべくさける。
本剤を地ごしらえ、果樹園、桑園、開こん地などの除草に使用する場合は次の事項に注意する。
- 散布前には雑草木の葉を刈りこまない。
- 果樹園及び下刈りの場合は、果樹及び林木の葉や小枝や根元に薬液がかからない様に風向きなどに十分注意する。
- 桑は、果樹に比べて本剤に弱いので夏季の散布をさけ養蚕の終わった晩秋に散布する。
- 下刈りに使用する場合、植付当年の使用はしない。
畦畔雑草防除を目的として使用する場合、のり面の散布はさける。又流入、飛散等による薬害に注意する。
植栽地を除く樹木等の周辺地で使用する場合は、薬剤が樹木等の植栽地に流入または飛散するおそれのある場所等では使用しない。また、樹木等有用植物の根が分布していると思われるところでは使用をさける。
本剤散布地を農耕地に利用する場合は、散布後3カ月以上経過してから播種または植付けする。
散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意する。
本剤の使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
本剤は難燃性になっており火災の危険は少ないが、使用器具は木製など可燃性のものはさけ、使用後は水洗いをしてよく乾かす。
散布器具の洗浄水は河川等に流さず、環境に影響を与えないよう適切に処理する。
水源池、飲料用水等に本剤が飛散・流入しないよう十分に注意する。
医薬用外劇物。取り扱いには十分注意する。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。
本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用する。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗いうがいをするとともに洗眼する。
蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
公園、堤とう等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。
薬剤が浸み込んで乾いた衣服や地下足袋などは着火して火傷をおこし易いので、火気には注意する。着火の際は水をかけて消す。作業終了後、薬剤の付着した衣服、地下足袋等をよく 水で洗う。
本剤は家畜が好んで食べて中毒を起こすことがあるので、保管に注意し、また散布直後の散布地域への家畜の放飼は行わない。
水産動植物(魚類)に影響を及ぼすおそれがあるので、養魚田周辺での使用には注意する。
使用残りの薬剤は必ず鍵のかかる安全な場所に保管する。
本剤はリン、イオウ、アンモニア塩類およびアンモニア性肥料、ガソリン・灯油等の油類、強酸性物質、木・繊維類のような可燃物との混合は危険なので、同一保管をさける。
危険物第一類に属するので、火気・衝撃および可燃物に接触しないように注意する。
★ 盗難・紛失の際は警察に届け出る。
〔保管〕:可燃物と同一保管はさけ、直射日光が当たらない鍵のかかる低温で乾燥した場所に密封して保管する。
毒劇法に対応するその他の注意事項は 別表の分類6 に表示してある。
農薬登録(登録番号):エス・ディー・エス バイオテック(12991)
販売:丸善薬品産業、協友アグリ
製品のご購入については、下記、販売会社様にお問い合わせ願います。
- 丸善薬品産業株式会社
- 協友アグリ株式会社
弊社製品に関するお問い合わせこちらからお願いいたします。